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8-3 水のつくる涼しさ

  • バイオクライマティックデザインによる住宅設計のパターン・ランゲージ
  • 2021年10月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年1月10日

Coolness Created by Water


家の前に水を撒くなどの小さな工夫で快適性(涼)を得ます。































*2003年3月より始まった「大江戸打ち水大作戦」。「江戸の知恵に学べ」の号令の下、「みんなの手で灼熱の東京の気温を2℃下げよう」を100万人の参加者を目標にして、東京都墨田区で一斉に打ち水を行いました。打ち水による気温低減効果は、2~2.5℃の気温低減効果があるとの実験結果を得ています。


水を活用し涼を得ることを計画しています。


▼その状況において

水を活用して周囲よりも低温の場所をつくることに配慮しないと、水を使って涼を得ることができないため、快適な住宅は計画できません。

なぜなら

・水道や散水設備を適切な場所に配置しないと、打ち水などの効果的な水の利用ができないため、快適な住宅は計画できません。

・地面は、水を撒いた際に水を多く溜め込み、絶えず濡れている素材を検討しないと、涼しさが継続しないため、快適な住宅は実現しません。

・熱中症などが問題になっている近年では、庭などでも涼が取れる検討をしないと、夏の屋外での活動ができなくなり、快適な住宅はできません。


▼そこで

蒸発冷却作用による冷たさを作り出し、周囲の空気の温度を下げ、周囲よりも冷たい面をつくることで快適な住空間を計画します。

例えば

・散水する場所は、地面を保水力のある土や芝とすることで撒いた水がゆっくりと染み込み、涼しさが継続することを考えます。

・樹木の蒸散による気化熱の放出により、森のような常に涼しく心地よい庭をつくるために、庭に樹木や植栽を配置することを考えます。

・夏の猛暑対策として、体感温度を下げるために、霧となって噴霧される細かい水の粒子を利用するミストシャワーの設置を検討します。


▼その結果

・水を活用することで、エネルギー負荷軽減につながり快適な住宅が実現します。

・技術だけに頼るのではなく、人々が培ってきた水を使う知恵を活用することで、より効率的で負荷の少ない手法で快適な住宅を実現します。

・快適な環境づくりが周辺の住宅へも広がり、地域ぐるみでの快適な住宅づくりにもつながることが期待できます。

 
 
 

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