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7-2 街路の風

  • バイオクライマティックデザインによる住宅設計のパターン・ランゲージ
  • 2021年11月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年1月10日

Wind in the Street


人の通り道は風の通り道でもあり、地域の風の流れをふまえて計画します。

























*高層ビルが密集した都市部では、「ビル風」と呼ばれる強風が通行する人へ悪影響を及ぼしますが、郊外では路地を通る風を上手に利用し、エコロジカルで快適な生活を営んでいる地域もあります。上空の風と同一方向の街路に風が吹いた場合は風速が上がる可能性が高くなるなどの特色を活かしています。


敷地周辺の風に着目して住宅を計画しています。


▼その状況において

地域特有の風の通り道を理解していないと、計画する住宅に影響があること、また有効活用する手段について検討することができず、快適な住宅を計画することができません。


なぜなら

・敷地周辺の「通り風」を踏まえた計画としないと、望まない風の状況が生まれるなど、快適な住宅は実現しません。

・「山風」「海風」「谷風」といった特有の風を理解し、その上で地域特性を計画に反映できないと、自然エネルギーの有効活用をすることができないため、快適な住宅はできません。

・地域での街路に吹く風の問題点や課題を可視化しないと、問題点や課題を解決する糸口を見つけることができず、快適な住宅を実現する術を失うかもしれません。


▼そこで

「通り風」を現地で体感し、現象を理解し、課題の可視化をすることによって、「街路の風」をふまえた住空間を計画します。

例えば

・敷地周辺で実感した風を取り入れる配置計画や開口部の位置を考えます。周辺に新しい建物などができると風の通り道が変わることも考慮します。

・風の流れが影響する周辺環境を把握することで、強い風を弱めるための樹木を配置する外構計画を考えます。

・街路の風が吹くメカニズムをスマホやコンピューターで可視化することで把握し、住宅を考えることもできます。


▼その結果

・可視化されたデータを客観的に活用することで、より正確な街路の風の流れを把握し、設計に反映する事ができます。

・街路から敷地に流れ込んでくる地域特有の風を住宅内部に取り込むことで、快適な住宅が実現します。

・街路の風は季節風よりも地域に密着している気候条件であり、その特徴を計画に活かすことで、その場所にふさわしい、他の場所ではできない住宅が実現します。

 
 
 

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